野菜は時間が経つと栄養価は下がる?
野菜は摘み取られ地面から抜かれて掘られてからも、
酸素を吸い続け何日も何週間も生き続けます。
しかし、収穫された野菜は、内部に貯めていたビタミンや栄養分を
使い尽くすため、私たちが食べる頃には栄養はほとんど残っていません。
栄養がはやく失われる要因にはいくつかあります。
パプリカ、トマト、ブロッコリー、葉物の野菜などに
豊富に含まれているビタミンB群とビタミンCは、
太陽の光に敏感なため、熱と光によって損なわれてしまいます。
ビタミンAとEはそれほど弱くはなく、繊維質とミネラルも
長期にわたって保たれます。
✓熱によるダメージ
ほうれん草は、4日間室温の状態で置いておくだけで、葉酸の3分の2が失われてしまいます。
野菜のタイプと保存方法
➀デリケートな野菜
トマト、アスパラガス、サラダ菜などデリケートな野菜は手荒く扱うと
簡単にダメージを受け、栄養価をはやく失います。
保存方法
冷蔵庫:低い温度で保つと、細胞内での化学反応が遅くなり
デリケートな野菜に多く含まれているビタミンCなどの壊れやすい栄養素が保護されます。
②かたい野菜
カブ、ニンジンなどの根菜はダメージがなければ
デリケートな野菜よりビタミン類と抗酸化物質が長持ちします。
保存方法
冷蔵庫:ニンジン、カブ、ケールなどのかための葉物は、冷蔵庫に保存します。
冷蔵庫の冷たい空気は、かたい野菜の味に影響を与えたりします。
じゃがいも、さつまいも、玉ねぎなどは、風通しの良い場所へ保存します。
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